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2006年01月28日
対談:女性客にうけるこれからのスキー場&宿
池の平の超勝ち組注目宿 「一の宿 元」の若社長にこれからのスキー場運営のヒントを教わりにいきました。
対談:女性客にうけるこれからのスキー場&宿
ホテル秀山グループ 池の平温泉 一の宿 元 代表取締役社長 荻野 光貴(以下 光)
池の平温泉スキー場 チェリーパークプロデューサー プロスノーボーダー 岩元 郁代(以下 郁)
インタビュアー 池の平温泉スキー場 ホームページ管理人 (以下 管)
場所:一の宿 元 ロビー
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管:早速ですが、まず、荻野社長。
「一の宿 元」は30~40歳の女性をターゲットにひとつひとつのしかけをつくっていったようですが、その理由をお聞かせください。
光:女性特に30~40歳という方々はずばりもっとも商品選びがシビアな層だからです。情報量も豊富である程度、生活に余裕もある。一定の経験も経ていますので、ほんもの以外には見向きもしません。この方々の心に響く商品というのは確実に他の層を喜ばせるにも十分な要素をもっていると考えています。
管:郁代ちゃんはどう思いますか?
郁:女性ってどこまで行っても満足しないと思うんです。よりよいもの、よりお得なものを常に追い求めてますし、第一、気分屋(笑)ですから今の気分にあったベストな商品じゃないと手に取らない。 逆に少しでも嫌なことがあれば、他が良くてもそんなもの忘れちゃいます。 ほんとシビアという言葉がぴったりだと思います。ですから、荻野社長のおっしゃることはよく分かりますよ。・・ もっとも私はまだ20代ですけどね(笑)
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管:ほほ~。 まさに女心をつかむことは大事なわけですねぇ。 事業家の方にはやはり圧倒的に男性が多い。宿もまだまだ女性の意見が広く取り入れられる土壌はないんじゃないかと思いますよね。スキー場なんてもっとひどい。意思決定に女性が関わることが本当に少ないと思います。 だいぶ、ピントはずれちゃってるんだろうなぁ。女性、女性と声高には叫んでいますけどねぇ。
光:観光業全体にいえることだと思うね。パンフレットや情報サイトひとつとってもまさに男視点。部屋がいくつあるかリフトが何本あるか積雪量がどれだけかなんてたいして知りたくないよね。それはどちらかというと男が知りたい情報。 それも大事だけど、女性がもっと知りたい情報はあると思う。
管:そのミスマッチが業界(特にスキー)低迷を招いているのかもしれませんね。女性がほしい商品や情報が並んでいないことによる雪離れ・・・。
郁:そもそも女性は寒さに弱いですからね。冷え性の人が多いです。初めてのスノーボードなんかで天候が悪くて滑った楽しさよりも寒かったことが覚えているようであれば、2度と行かないってなっちゃいます。車ではまって出すために寒い思いをしたなんて「2度と雪国行くか!!」ってなっちゃいますよ。
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管:そう言われると池の平は車以外でアクセスが悪い。 女性グループにはその時点でやさしくないねぇ。 郁ちゃんみたいなパワフルな子しか来れないわぁ(笑)
光:家を出てから帰るまでが遠足・・・じゃないけど、お客様が家を出てから家に着くまでもっと言えば、それを他の人に話したりしてまた来るまでのプロセスの中で私達がどのような関わり合いというか満足向上に努められるかということをストイックに考える必要があると思う。
この時間軸で商品形成を考えると新たな視点で商品がつくりやすい。 宿泊業では従来、部屋があって風呂があって2食があれば、はい終わりみたいなところがあったけど、チェックインからチェックアウトまでそれ以外の時間はいっぱいあります。 お客様が過ごす全ての時間に驚きや感動を与えたいという演出を常日ごろ考えています。 ハードへの投資は大変な費用がかかりますけれども、ソフト部分の商品にはお金がかからない。 第一、考えているこっちがすごい楽しい。 何があるかは来てからのお楽しみね。
郁:(驚きをいくつか経験済みで)ほんと次は何が来るのかってわくわくしますね。
管:すごい勉強になりますねぇ。では、荻野社長、その時間軸視点をスキー場に当てはめるとどんな商品ができそうですか。
光:まずはリフト乗車時間。 スキー場にいる間かなり多く費やす部分なのにここで楽しませようとか苦痛を和らげようとかいう工夫が見られないと思う。 乗車時間が楽しくなれば、スキー場はいままでよりもずっと楽しいと思う。
管:具体的にひとつでもいいので例を挙げてもらえますか?
光:例えば、カップホルダーをつけて温かい飲み物を出すとか寒くないように毛布をかけるとかそうだなぁ、かわいい子と一緒にお話しできるとか。 すいません。用意してなかったんでこんなもんですけど。この切り口は面白いとおもうでしょ。
郁:そうそう。リフト長くて寒くてこごえちゃう。 暖かくできたらすごいいいと思う。
管:それは今より改善できそうですねぇ。 いいヒントが得られました。 郁ちゃんは何かありますか?
郁:休憩場所かな。 滑ってない時間どうするか?っていうのは女の子にはすごく気になるところ。まず、混んでるところは嫌。 きれいなところでゆっくりしていたい。 あと、トイレはすごく大事。化粧直しとかもしたいから、パウダールームとかあるとすごくうれしいですね。
あと、やっぱり寒くて遅いリフトはNG。
管:なかなか耳の痛い話しもありますが、なんとなく方向性は見えてきましたね。 荻野社長、他にこのテーマで残しておくべきキーワードはありますか。
光:いっぱいありますけど、女性の期待は超えたいというか裏切りたいですね。
これから皆さんの意見をたくさん伺っていきたいと思いますけど、そこには絶対に出ない驚きを提供していきたいと思います。 当然で期待どおりのプレゼントはやっぱりうれしいと思いますけど、予期しないプレゼントはもっとうれしい。
管:その中身は秘密ですよね。
光:はい、来てからみなさんに驚いてほしいです。
管:まとめると「女心をくすぐる想定外のプレゼント」というところですかね。
光:まさにそうだね。
郁:いいですねぇ。
管:池の平温泉スキー場は情報開示ばっかりがんばっていたかもしれませんね。時には魅力を隠しておいて来たお客様を驚かせてしまうのも大事な戦略ということですね。今日はほんとうに勉強になりました。 シンポジウム楽しみですね。 おふたりともありがとうございました。
投稿者 kanrinin : 2006年01月28日 19:46
コメント
マジでがんばってください!
池の平のマイナス点、一つだけ!
トイレが、なんか、イケテナイ・・・
投稿者 なび : 2006年01月30日 03:54
ビジネスですから一番お金を落としてくれる層をターゲットにするのは当然です。
でも勝ち組へ向かって一直線に突っ走るより、自分達の主張をお客様に向かって、発信してほしいですね。
出来れば日本一、スタッフが活き活きと働いているてスキー場を目指して欲しいです。
投稿者 池の平サポーター : 2006年02月01日 17:54
>なびさん
トイレ問題は今、真剣に考えております。
女性を主眼におくと自ずと取り組まなければいけない課題ですからね。
>池の平サポーターさん
勝ち組に向かって一直線という感じではないですよ。 小さな(ニッチな)日本一でファン獲得!という感じですね。
活き活きと働いているスキー場ってgoodですね。
自分達の主張はわりと発信しているつもりなのですが、どんな風にすればいいでしょうか。
教えて!!
投稿者 管理人 : 2006年02月02日 01:33
ここのスキー場は強烈な主張で、「地元じゃ負け知らーずー」です。
投稿者 池の平サポーター : 2006年02月03日 10:34